● 第74回 示現会展 2021年3月31日(水)~4月12日(月) 国立新美術館にて 会員 (6)出品 14室 (338)
No.334 「 鳥海山・代掻き(しろかき)の頃 」 F100 (油彩) 2021.3.4
新型コロナウイリスが1年以上にわたり世界中にまん延している中の開催で、いつもは、招待状を皆さんにお送りしていましたが、さすがに気がとがめまして、1枚もお送りしませんでした。すみません。
(制作順) 今回の出品作は2004年に描いた油絵作品から、故郷の鳥海山と田園風景にしました。 ↓↓↓↓↓↓↓↓
No.157「田耕しの頃」P8(油彩)2004.5
故郷の酒田では五月、青空に映える冠雪を抱いた鳥海山に目をやると、雪形「種まきじいさん」がくっきりと出現し春の訪れを告げてくれる。「種まき爺さん」に見守られながら農作業する姿が随所で見られ、田起こし、代掻き(しろかき)と田植えに向けての農作業が本格的に始まる。
地塗りの手順
2020.10.28 ホワイトジェッソで下塗り
ヘラで叩くように地肌作り
下塗りの第一地肌の完成!
10/30 ウルトラマリンデープと墨汁をパンドルとポピーオイルで下地に塗る。
日本画でやる「揉み紙」という下地作り
まるめて、まるめて!
のばして、のばして!
第二地肌完成!
11/10 次に、ベビーブルーのジェッソを塗り重ねる。
第三地肌完成!
11/13 最後にぺトロールとウルトラマリン、デープで塗り重ねる。
第四地肌、これで地塗り完成!
(注)地塗りにポピーオイル,ルソンバ、ペンティンオイルを使うと、滑りやすくなる。
これから、描きだし。
1/16 再び田んぼの空の映りを押さえる。代掻きする人物を描く。
1/30 手前の田んぼの処理 2
1/31 手前の水面がどうも不自然?水面を修正
2/6
2/13 画面中央左に社を描き入れる。
2/23 2.23 画面中央左に社を描き入れる。
2/28 軽トラを描き入れる
No.334 「 鳥海山・代掻き(しろかき)の頃 」 F100 (油彩)2021.3.4