南房総を訪ねて〜

千葉に移住してから、南房総を 再び訪ねてみました。

* 仁右衛門島は太海浜の目前へ浮かぶ約3万㎡の島で、昔より所有者平野仁右衛門が一戸だけ住んでいることから仁右衛門島と呼ばれるようになりました。千葉県の名勝にも指定されています。
現在でも風情あふれる、珍しい二丁櫓の手こぎの渡し舟に乗って島へと渡ります。
島には四季を通じて花が絶えることがなく、金銀針茄子(きんぎんはりなす)という珍しい植物も自生しています。
他にも現島主の先祖が、源頼朝が安房に逃れてきた際にかくまったと言われる洞窟や、歌人たちが仁右衛門島の四季をよんだ句碑などがあります。

* 房総半島の最南端、太平洋に向かって突き出た岬に立つ野島崎灯台は、明治2年(1869年)にフランス人技師ウェルニーによって設計され、関東大震災によって一度倒壊したが、大正14年(1925年)に再建される。そして現在に至っている。
この灯台は開国の歴史を飾る慶応年2年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの四ヶ国と結んだ「江戸条約」によって建設を約束された八ヶ所の灯台の一つです。
灯台の第1号が、観音崎灯台であり、その後、野島埼灯台、樫野崎、潮岬、佐多岬、剣崎などに洋式灯台が設置された。
高さ28.98mの白亜の灯台で、ラセン階段で登って行くと展望台からは太平洋や遠く伊豆半島まで見渡せる絶好の眺め

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